Ads Data Hub ウェブ UI のスタートガイド

Ads Data Hub のウェブ UI を使用すると、API で可能なタスクの多くを実行できます。このガイドでは、レポートを作成して実行する方法について説明します。このチュートリアルを最大限に活用するには、開始前に少なくとも 1 つの広告アカウントをリンクしておいてください。広告アカウントをリンクする方法については、アカウントを Ads Data Hub にリンクするをご覧ください。

独自の SQL を記述する

  1. Ads Data Hub で [レポート] ページを開きます。
  2. [+ レポートを作成] をクリックします。
  3. [SQL] をクリックして空のレポートを開きます。
  4. 次の SQL をコピーして、レポート エディタに貼り付けます。cm_dt_impressions は、リンクされた広告データのテーブルに置き換えることができます。たとえば、Google 広告アカウントをリンクしている場合は、cm_dt_impressionsgoogle_ads_impressions に置き換えます。

    SELECT COUNT(*) AS impressions FROM adh.cm_dt_impressions;
    

なお、この時点ではレポートは保存されていません。次のステージでテストした後で保存します。

サンドボックスを使用して SQL をテストする

本番環境データを対象に実行する前に、サンドボックスのロールを使用して SQL をテストする必要があります。問題の早期発見に役立ちます。

  1. SQL エディタ ビューで [実行] をクリックします。[新しいジョブ] ペインが開きます。注: [新しいジョブ] ペインは、SQL エディタが開いているときに使用できます。変更を commit する前にレポートをテストして反復処理する場合に便利です。このペインから実行されるジョブは、保存したレポートの実行履歴には含まれません。
  2. [広告データの取得元] プルダウンから [ADH サンドボックス顧客] を選択します。
  3. レポートの結果を保存する BigQuery プロジェクト、データセット、テーブルを選択します。
  4. サンドボックス データの内容に合わせて、期間は自動的に「2018 年 8 月 17 日~ 2018 年 9 月 18 日」に更新されます。
  5. [実行] をクリックします。ジョブのステータスと詳細が SQL エディタの下に表示されます。
  6. ジョブの実行が完了したら、BigQuery で結果を開きます。次のようなテーブルが表示されます。

    インプレッション
    1 388204742
  7. テストレポートの結果に問題がなければ、[完了] をクリックして SQL エディタを終了します。実際のデータに対して実行する準備が整いました。

リンクされたデータを使用して SQL クエリを実行する

サンドボックス ロールを使用して SQL をテストしたら、実際のデータに対して実行する準備は完了です。

  1. レポートの名前を入力します。
  2. このレポートで実行されるジョブの入出力を構成します。
    1. [広告データの取得元] フィールドでデータソースを選択します。ここでは、クエリの対象とする広告データに関連付けられた Ads Data Hub アカウント ID を選択してください。
    2. レポートの期間とタイムゾーンを選択します。レポートのタイムゾーンは、リンクされた広告アカウント(Google 広告アカウントなど)のタイムゾーンと一致している必要があります。
    3. [プライバシー ノイズの設定] で、切り替えボタンを [ノイズを使用] に設定することをおすすめします。プライバシー モードの詳細
    4. フィルタされた行の概要は自動モードのままにします。
    5. レポート結果を保存する BigQuery プロジェクト、データセット、テーブルを選択します。
  3. [保存] をクリックします。
  4. [実行] をクリックします。

パラメータやスケジュールなど、レポート作成の詳細機能については、レポートを作成して実行するの詳細なドキュメントをご覧ください。